三人育児で大事にしている「歌絵本」|ましませつこさんの『いっぱい歌って』『一緒に歌って』が好きな理由
今日は、私が三人育児の中で「絵本を通して子育て」を主軸というか、唯一それだけはやろうという思いでやってきた中で、ずっと気に入っている歌絵本を紹介します。
それが、ましませつこさんが差し絵を描いている歌絵本。タイトルは『いっぱいうたって』と『いっしょにうたって』。2冊セットというわけではないけれど、私の中では“2冊シリーズ”のような存在です。
この2冊に入っているもの
それぞれに29曲ずつ(2冊で58曲)。CDは付いていません。でも、ほとんどが「誰もが知っている」昔ながらのやさしい童謡。自分が小さい頃にお母さんやお父さんに歌ってもらったような曲たちです。
CDがなくても、絵本を見ながら子どもと一緒に歌える。抱っこしたり膝にのせたりして、目を合わせて歌う。その時間が何より好きです。
“親子の共同体験”としての歌絵本
世の中には歌絵本がたくさんあります。頭がよくなる何百曲とか、ピアノが絵本についているものとか、英語版とか、CDつきのものとか。うちにもありますし、楽しんでいます。
でも、基本はこの2冊で十分だな、と今は思っています。
理由はシンプルで、「自分が子どもに歌ってあげたい歌がだいたい入っている」から。
もちろん、iTunesでかけ流すのもいい。だけど、私にとっての歌絵本はいわゆる「BGM」ではなくて、同じ時間を共有するための道具。この歌を、お母さん(私)と一緒に歌ったよね、という時間が、いつかの記憶のどこかに残ってくれたらうれしい。
ましませつこさんの差し絵が、やさしい
この2冊の一番の魅力は、全曲にましませつこさんの差し絵が入っていること。わらべうたの絵本などでもおなじみですが、色づかいも線もとてもやさしくて、日だまりみたいな温かさがあります。
動物も自然も人も、見ただけで「やさしい」が伝わってくる。癒やし、という言葉で片づけたくないくらい、ページをめくるたびに心がほっとする。
曲そのものだけじゃなく、1ページ1ページの絵を一緒に眺める時間が、私にはすごく大切で、子どもにも穏やかに届いている気がします。
今の結論:基本はこの2冊でいい
クモンの“何百曲”の本も前は使っていましたし、ピアノ付きの本も楽しい。でも、「親子で声を合わせる」時間をつくるという意味では、この2冊が私にはしっくりくる。
特別な付録がなくても、ちょうどいいボリュームで、歌って、見て、寄り添える。大人の心も整えてくれる絵と歌。私にとっては、いちばんやさしい時間が詰まった歌絵本です。


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