会社員を続けながら、フリーランスが気になるときの話 ┆「この働き方で大丈夫?」と思ったら
「今の働き方、このままで大丈夫かな」
そんな不安がふとよぎることは、誰にでもあります。
仕事が嫌いなわけでも大きな不満があるわけでもないのに、友人の転職や副業の話を聞くと「自分も動いたほうがいいのかな」と心が揺れることがあります。
会社員の安定は大きい一方で、
- 在宅勤務がなくなったら子どもの「おかえり」に間に合う?
- 会社がなくなったら何が残る?
- 収入を会社だけに頼っていて大丈夫?
といった不安が顔を出すこともあります。
私自身も、会社員・育児・自分の時間を抱えながら、働き方を考える場面が増えました。
キャリアに迷うのは、自分と向き合うタイミングが来たということでもあります。
白黒つける必要はなく、まずは「自分に合うグレー」を探す一歩からで十分です。
「フリーランスと会社員、どちらが合うのか」。
以前は「どちらかを選ばなければいけない」と思っていたこともありましたが、考えるほど身動きが取れなくなってしまいました。
だからこそ、今はまず「決めないまま試す」くらいでもいいと思っています。
会社員のメリット・デメリット
会社員は収入が安定し、社会保険や有給など制度も整っています。
ただ、働く時間や場所が決まっている分、
- 子どもに「おかえり」を言える生活を続けたい
- 週に1日は早く帰りたい
といった柔軟な働き方は制限されがちです。
フリーランスのメリット・デメリット
フリーランスは、働く場所や時間を自由に選べる点が魅力です。子育てとの両立もしやすくなります。
ただし、収入の不安定さや責任の大きさなど、「自由と引き換えに背負うもの」も増えます。
大きな覚悟はいらない。まずは「小さな一歩」から
特に会社員の場合、いきなり転職や独立を前提に動くのは大きな覚悟が必要です。ためらうのは自然なことだと思います。
だからこそ、最初はもっと小さくてかまいません。
- 副業の本を読んでみる
- 得意に合いそうなスキルを学んでみる
- フリマに出品して300円得てみる
これらも立派な一歩です。
結果として選ばなかった働き方であっても、そのプロセスは必ず自分の糧になります。「なぜ選ばなかったか」を知ることも、次の判断材料になるからです。
自分に合った働き方は、小さな行動の先に見えてくる
働き方は、考えるだけでは分かりません。
小さく試す中で、
- こっちのほうが心地いい
- これは意外と大変
といった「体感」が得られます。
その積み重ねが、
- 会社員で残業を抑えながら副業をする
- フリーランスで安定と挑戦のバランスを取る
といった「ちょうどいい働き方」につながっていきます。
フリーランスが気になる=今の仕事が嫌い、というわけではありません。
「今のままでいいのかな」と感じるのは、変わりたい気持ちが少し出てきたサインでもあります。
不安や迷いは、変わりたい気持ちの証拠です。
今できる小さな一歩から、始めてみても良いのではないでしょうか。
働き方に正解はありません。
今は「決めない」という選択も、立派な選択です。


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