🃏6歳から楽しめるかるた|じっくり味わって学べるものがちょうどいい
※3歳向けの「文字がわからなくても遊べる絵本キャラクターかるた」は、こちらにまとめています。
🃏3歳から楽しめるかるた|文字がわからなくても遊べる絵本キャラクター
6歳になると、かるたの楽しみ方が変わってくる
6歳頃になると、ひらがなを一文字ずつ読む力はだいぶついてくる時期かなと思います。
ルールがきちんと守られていることや、勝ち負けにも、よりこだわりを持つようになる頃。(親にも本気でやってほしいし、そのうえで勝ちたい!と)
3歳から使っていた絵本かるたなども並行して楽しみつつ、もう少し“歯ごたえのあるもの”を取り入れてもいいのかもしれません。
- 言葉の中身や、絵札の世界観をじっくり味わえるもの
- 少し情報量が多く、「考える楽しさ」があるものがちょうどよくなってくる年齢です。
とはいえ、6歳はまだまだ「勉強」より「遊び」を大切にしたい時期。
早く知識を身につけてほしいと親は思いがちですが、子どもには、いやいや学ぶのではなく、楽しさの中で自然と出会ってほしいですよね。
そんなときにも、かるたはとても相性のいいツールだと思います。
6歳向けかるたを選ぶときのポイント
6歳さんの“ステップアップかるた”は、こんな視点で選ぶのがおすすめです。
- ほんわかかわいいだけで終わらず、面白みや奥行きを感じられる
- 絵や言葉にある程度の情報量がある
- 子どもだけでなく、親も一緒に「へぇ」と言える学びがある
じっくり味わえる「6歳からのかるた」タイプ別紹介
① 世界観や中身をたっぷり味わうタイプ(3つ)
まずは、知識を詰め込むというよりも、3歳向けより少し歯ごたえのある内容を「楽しむ」かるたから。
ゲゲゲの鬼太郎 かるた
男子も女子も、この年齢になると妖怪好きな子って一定数いますよね。そうでなくても、昔ながらの妖怪たちは見ているだけで興味深い存在。
「おばけなんて…」と言っていた子でも、なぜか食いつきがすごいです。
流行りのキャラクターも魅力的ですが、こうした昔ながらで質の高い世界観に触れることは、子どもの“人としての幅”を広げてくれる気がしています。
サザエさん かるた(復刻版)
昔懐かしいサザエさんかるたの復刻版。
絵や言葉の中から、昔の暮らしをのぞき見できるのが大きな魅力です。
ただ可愛いだけではなく、「昔の人ってこんな生活してたんだ」と、今の暮らしのルーツを知るきっかけにもなりそうです。
ミニチュアライフ かるた
「みたてのくみたて」でおなじみ、田中達也さんの世界をかるたにしたもの。
言葉よりも、取り札のビジュアルをじっくり味わうタイプで、大人が見ても本当に楽しいです。
「木…じゃなくてブロッコリー!?」そんな発見を毎回しながら、親子で盛り上がれます。
② ことわざ・言葉を味わうかるた(3つ)
語彙力は、国語だけでなく、すべての教科の土台になるもの。
表現の幅が広がると、人生そのものも少し豊かになる気がします。
ことわざは、四字熟語よりも語感がやさしく、聞いただけで情景が浮かびやすいものも多いので、実は6歳ごろからでも十分楽しめるジャンルです。
意味はあとからでOK。まずはリズムや言葉の面白さを楽しんでみてください。
学研 ことわざひらがなかるた
すべてひらがな表記なので、年中・年長さんにも使いやすいかるた。
意味や例文がしっかり書かれているので、「どういう意味?」と聞かれても答えやすいです。
絵も見やすく、幼い子にもすっと入りやすいデザイン。読み上げ音声が使えるのも、親としては助かります。
ちびまる子ちゃんのことわざかるた
わが家では今年、買い足し予定のかるた。
「まるちゃんだ〜」と言いながら、楽しんでくれる姿が目に浮かびます。
くすっと笑える世界観と、ことわざの相性がとても良く、家族で遊ぶお正月が今から楽しみです。
天気のことわざかるた
天気にまつわることわざや言葉だけを集めた、少し珍しいかるた。
カードのデザインもおしゃれで、親でも「知らなかった!」という知識がたくさん詰まっています。
よくあるかるたに飽きてきた頃に投入すると、また違った面白さと知的好奇心を刺激してくれそうです。
③ 都道府県かるた(3つ)
いずれ必ず覚えることになる都道府県。
「都道府県=勉強っぽくてつまらなそう」と大人は思いがちですが、子どもにとっては、意外と“遊び”として吸収できる分野です。
くもんの日本列島パズルが小さい子にも人気なのと、感覚は近いかもしれません。
学研 クイズでたのしく 都道府県カードゲーム
6歳からすぐ楽しめる、都道府県かるたの導入にぴったりな一品。
都道府県の形を動物などに見立てていて、「おさかなの形の北海道!」と、視覚優位な子には特に入りやすいです。
取り札には特産品のイラストもあり、目で見て理解しやすい工夫がされています。日本地図ポスター付きなのも嬉しいポイント。
読み札にはクイズ要素もあり、成長に合わせて遊び方をレベルアップできるのも魅力です。
るるぶ 都道府県いちばんかるた
シンプルな作りながら、さすがるるぶ。
カードに書かれている情報量が多く、満足感があります。
日本列島ポスター付きで、さらに読み上げ音声サイトも用意されているので、親が忙しいときでも子ども同士で遊べるのがありがたい。
小学生までしっかり使える、一石何鳥にもなるかるたです。
学研 都道府県かるた
取り札に地形や山脈などがしっかり描かれていて、学びになるうえに、とても美しいのが印象的。
読み札の言葉も、耳に心地よく、その土地の特徴がよく表現されています。自然と口ずさむうちに、覚えてしまいそうな語調です。
まとめ
6歳は、知育のギアを一気に上げる時期ではありません。
- 好奇心を深くする時期
- 「勉強って大変」と思う前に、遊びを通して学びに出会う時期
がんばって難しいものを選ぶより、「ちょうどいい」が、いちばん長く続く。
そんな視点で、かるたを選んでみてもいいのかなと思います。


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