今年・来年の抱負とは?意味・決め方・そのまま使える例文まとめ
年末や年始になると、「来年の抱負って何て言えばいいの?」「今年の抱負、ちゃんとしたの考えなきゃ…」って、地味に悩みますよね。
年末年始になると、「今年の抱負」や「来年の抱負」をどう表現すればいいのか悩む人はとても多いものです。
でも難しく考えなくて大丈夫です。「これからどうしたいか」を整理していけば自ずと現れてきますよ。
抱負とは?意味をやさしく言うと
抱負は、かんたんに言うと「これからの自分の方針(やりたいこと・心がけたいこと)」のこと。
- 目標:数字や期限がある(例:TOEICを600点にする)
- 抱負:方向性や姿勢もOK(例:毎日10分だけでも続ける)
だから抱負は、カチカチの成果じゃなくても大丈夫。「こういう自分でいたい」みたいな、やさしい宣言でも立派です。
抱負の決め方:3タイプに分けると一気に楽になる
「何を書けばいいか分からない…」ってときは、抱負を次の3タイプに分けるのがおすすめ。
① 精神面(心の持ち方・人との関わり)
いちばん続きやすいのがこれで、成果が出るかどうかより「どう過ごすか」に軸を置くタイプです。
- イライラしたら深呼吸してから話す
- 人と比べすぎない
- できたことに目を向ける
- 家族に「ありがとう」を増やす
② 習慣(生活・健康・家のこと)
毎日の行動に落とすタイプで、小さく決めるほど実現できる可能性が高くなります。
- 朝に5分だけストレッチ
- 寝る前にスマホを置く時間を作る
- 週1回だけ家計を見直す
- 片づけを「1日1か所」だけやる
③ 成果(勉強・仕事・数字が見える目標)
分かりやすいのがこのタイプで、ポイントは、成果だけじゃなく「行動」もセットで書くことです。
- 資格:毎日15分、参考書を開く
- 英語:週3回、リスニングを10分
- 運動:週2回、散歩を30分
- 仕事:月1回、改善案を1つ提案する
おすすめは「精神面1つ+習慣1つ」。余裕があったら成果も足す、くらいが現実的で続きます。
そのまま使える!抱負の例文(コピペOK)
ここでは、そのまま使える抱負の例文を紹介します。文章を考えるのが苦手な人は、気に入ったものをそのまま使っても大丈夫です。
一言で言える(無難・きれいめ)
- 目の前のことを一つずつ丁寧に積み重ねます。
- 感謝を忘れず、周りを大切にする一年にします。
- 健康を第一に、生活リズムを整えます。
- 挑戦を恐れず、学びを続けます。
やさしい感じ(等身大・共感系)
- 完璧を目指しすぎず、できる範囲で続けます。
- 「今日はこれだけできた」を増やしていきます。
- 疲れたら休む、をちゃんと許します。
- 小さな習慣をコツコツ積み上げます。
子育て中にも現実的(忙しい人向け)
- 家族の時間を大切にしつつ、自分の時間も少し確保します。
- がんばりすぎず、続けられる形を探します。
- 朝の10分を味方にして、生活を整えます。
- 「ちゃんと」より「少しでも」を大事にします。
勉強・仕事(成果タイプ)
- 毎日15分でも学習を続け、基礎力を上げます。
- インプットとアウトプットをセットにして成長します。
- 期限を決めて取り組み、途中で振り返ります。
- 小さな改善を積み重ね、仕事の質を上げます。
クスっと系抱負(でも品よく)
- 睡眠を守る。それが私の最優先案件。
- やる気は天気。ない日は小さくいく。
- 「とりあえず」を減らして、「まず1回」を増やす。
- 自分を褒める回数、前年比200%を目指す。
漢字一文字・四字熟語で言うなら?
漢字一文字(例)
- 整:生活リズムや環境を整える
- 続:小さくても続ける
- 健:健康第一
- 学:学び直し
- 挑:挑戦する
ことわざや四字熟語(例)
- 継続は力なり:コツコツ続ける
- 心機一転:気持ちを切り替えて始める
- 有言実行:言ったことをやる
- 温故知新:学び直しに
年代別で考える、抱負のヒント
20代:考えすぎず、まず一晩おいてから決める
20代は選択肢が多く、正解を探そうとして迷いやすい時期。だから抱負は「即決」より、一度寝かせてから決めるくらいがちょうどいい、という主旨もおすすめ。
- 感情が高ぶった日は決めない
- 翌日に「それでもやりたい?」と自分に聞く
- 完璧な答えより、今の自分に合うかを重視する
30代:できなかったことより、できたことを数える
30代は、仕事・家庭・人間関係で「足りないところ」に目が向きやすい時期。そんな自分を優しく鼓舞する系がおすすめ。
- できなかった反省より、できた事実を拾う
- 他人基準ではなく、昨日の自分と比べる
- 「これでも十分やってる」と認める
40代:他人の軸から離れて、自分のペースや心を守る
40代は、周囲の期待や役割に振り回されやすくなる時期。だからこそ自分自身の生き方や、自分が心地よく過ごせる度合いを大切に。
- 他人の評価を点数化しすぎない
- 自分も自分自身に◯✖️をつけすぎない
- 「やらないこと」を決める
- 自分の心と体を最優先に扱う
失敗しないコツ:抱負は「小さくてOK」にする
抱負が続かない原因は、たいてい最初から盛りすぎることです。
- × 毎日1時間運動する
- ○ 週2回、10分だけストレッチする
抱負を実現するには「続くサイズ」にするのが勝ち。
できたら自分の自信になることが一番ですし、気づいたら年の途中で増やすのもアリです。
私も来年は「続け方」を整えてみる
私は今年、朝活、英語の学び直し、ブログを含めライター活動を手探りで始め、なんとか継続していますが、来年はもう少し体系的に、戦略的に続けてのばす方法を導入しようとおもってます。
その一つとして、60日間だけ「続けながら整える」仕組みを試してみようと思い、こちらのノートを取り入れる予定です。
「抱負=気合」になりやすいタイプなので、来年はこういうワークも使いながら、ちゃんと続く形を作っていこうと思っています。
今日のまとめ
- 抱負は「これからの方針」。目に見える成果じゃなくてもOK。
- 決め方は「精神面/習慣/成果」の3タイプに分けるとラク。
- おすすめは「精神面1つ+習慣1つ」。小さく続けるのが強い。
あなたの抱負が、無理なく続く形になりますように。


コメント